相澤義房 医師 (あいざわよしふさ)

立川綜合病院

新潟県長岡市旭岡1-24

  • 循環器科
  • 部長
  • 新潟大学 名誉教授

循環器科 内科

専門

不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全などの循環器疾患全般

相澤義房

相澤義房医師は、不整脈・突然死の治療、研究におけるスペシャリスト。原因不明の突然死をきたす特発性心室細動について世界に先駆けて心電図の特徴に注目し報告した。これは最近になって世界的な共同研究で確認され、その研究にも共同研究者として名を連ねている。また自身特発性心室細動例を20年以上に渡って集め、当初から注目していた心電図の特徴的なJ波について、国の内外の研究者とも共同研究を今も続けている。不整脈の心臓電気生理検査やカテーテルアブレーションについての世界初の報告もある。
日本循環器学会などによる「心臓突然死の予知と予防法のガイドライン」では班長を務めた他、不整脈に関する検査や治療のガイドラインなど、班員としてまたは評価委員として参加している。
新潟県中越地震ではストレスから生じる「たこつぼ心筋症」が関連することなど、患者の環境に着目した臨床研究に携わってきた。現在脳梗塞の原因となる心房細動にも着目し、目下の臨床研究のテーマとしている。
市民講座やセミナーで突然死予防や不整脈の講演に加え、心電図の読み解き、若手医師へ指導や専門誌に投稿してきた原稿の査読など、楽しみとしている。

診療を受けるには

現在、立川綜合病院では紹介者のみ診察を行うとともに(火曜13:30~)、循環器科に入院した患者の病棟回診を週1回行っている。また同院グループ施設の悠遊健康村病院では内科診療と、入院患者の循環器疾患の評価を担当する。(月曜・金曜の8:30~11:30)

他の勤務先

■ 悠遊健康村病院
新潟県長岡市大字日越337
TEL: 0258-47-8500

医師プロフィール

1972年3月 新潟大学医学部 卒業
1982~1983年 米国ワシントン大学留学
1995年 新潟大学医学部第1内科助教授
1996年 新潟大学医学部第1内科教授
2001年 新潟大学大学院医歯学総合研究科教授
2011年 新潟大学名誉教授
2011年より現職

所属学会

日本内科学会(名誉会員)、日本不整脈心電学会(名誉会員)、日本心不全学会(名誉会員)、日本循環器学会(特別会員)、日本心臓病学会(特別会員)、日本医学教育学会(特別会員)

主な著書

「内科学」[朝倉書店)分担執筆 
「内科学」[医学書院)分担執筆 
『カラー版メディカルノート 循環器疾患がわかる』(2009年 西村書店)
『カテーテルアブレーション-基本から最新治療まで』(2010年メジカルビュー社)
『心臓ペースメーカ・植込み型除細動器 新目でみる循環器病シリーズ19』(2005年メジカルビュー社)
(更新日:2023年7月14日)

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