暴力団組長の病状をめぐり虚偽の診断書が検察庁に提出された事件で、京都地検は18日、虚偽診断書作成・同行使罪で康生会・武田病院(京都市)の医師全栄和容疑者(62)を起訴した。認否は明らかにしていない。
 共に逮捕された病院職員(45)と指定暴力団会津小鉄会系組員の山田英志容疑者(48)は、処分保留で釈放。京都府警は会社の代表者名などを偽ったとする建設業法違反容疑で山田容疑者を再逮捕した。
 起訴状などによると、全容疑者は恐喝事件で実刑が確定した指定暴力団山口組淡海一家総長の高山義友希受刑者(60)の収監を免れさせるため、2016年1月29日~2月5日、「心室性不整脈が頻発し、症状が重篤化することが予測できる」などとした虚偽の診断書を作成し、同8日に大阪高検に提出したとされる。 (C)時事通信社