米国学会情報

大腸がん患者、ウオーキングなど効用=早期死亡リスクや進行低減

中等度の運動が進行大腸がんの生存延長に関連
ASCO消化器癌シンポジウム


 切除不能な大腸がん患者では、1日わずか30分間の中等度の身体活動により生存率が改善する可能性があるとの研究結果が、1月19~21日に米サンフランシスコで行われた米国臨床腫瘍学会(ASCO)消化器がんシンポジウム年次集会で発表された。

 本研究では、大腸がんの第Ⅲ相CALGB80405試験に参加した大腸がん患者1231例を対象として、化学療法の開始時に運動習慣に関するアンケートを実施した。その後の追跡の結果、毎日30分間以上の中等度の運動を行う患者では、早期死亡リスクが19%低下することが判明した。週1回5時間以上の中等度で激しくない運動を行う患者では、早期死亡リスクが25%低下した。中等度の運動とは、ウオーキング、掃除、庭仕事に相当するという。

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