米国学会情報

地域社会での活用不十分=肺がんスクリーニングの患者データ

地域社会における肺がんスクリーニングの活用は不十分
15%の担当者は患者の紹介経験なし


 肺がんスクリーニングは地域社会で十分に活用されていないようだという調査結果が、1月21~25日に米ヒューストンで開催された米国胸部外科学会(STS)年次集会で発表された。

 米アインシュタイン・ヘルスケア・ネットワーク(フィラデルフィア)のSimran Randhawa氏らは、Lung-RADS分類を用いて条件を満たした肺がんスクリーニング患者のデータを12カ月にわたり前向きに収集し、同時期のがん登録データと比較した。スクリーニングプログラムは複数の方法で奨励された。

 ネットワーク全体の適格患者278人のうち、87%はLung-RADS 1または2、7%はLung-RADS 3、5%はLung-RADS 4であった。Lung-RADS 4であった患者15人のうち4人は、ステージ1の非小細胞肺がんの系統的切除術を施行された(実施率は全体の1.4%)。同期間に、がん登録には患者145人が肺・気管支がんとして報告され、そのほとんどがステージIVであった。病期分布は、前年と比べて差が見られなかった。

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