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減塩や適度の運動=重要な生活改善―高血圧

 日本では成人男性の3人に1人、女性の4人に1人が該当するとされる高血圧。普段は症状がないものの突然、脳卒中や心筋梗塞を引き起こし、死を招く場合もあることから「サイレントキラー(静かな殺人者)」の異名を持つ。血圧を下げれば多くの病気の予防につながる。カギは生活習慣の改善だ。

 ◇減少傾向も、依然多く

 血圧は、体の末端に向け心臓から血液が送り出されるときに動脈にかかる圧力。高血圧が続くと血管に大きな負担がかかり、動脈がぼろぼろになって動脈硬化を起こす。さらに心臓や脳の動脈が詰まれば、心筋梗塞や脳梗塞で突然死に至るリスクがある。
 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」は、医療機関で測定する診察室血圧が140/90mmHg以上、あるいは自宅で測定する家庭血圧が135/85mmHg以上であれば高血圧と規定。厚生労働省の「2015年国民健康・栄養調査」によると、最高血圧140mmHg以上の成人の割合は減少傾向にあるものの、男性は34.1%、女性は25.1%を占める。

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