一流に学ぶ 天皇陛下の執刀医―天野篤氏

(第8回) 父親再手術も、3年後に悪化=執刀の上司と決裂

 【用語説明】
 (用語1)僧帽弁 心臓にある四つの弁のうちの一つ。右心房と右心室の間には「三尖(さんせん)弁」、右心室と肺動脈の間に「肺動脈弁」、左心房と左心室の間に「僧帽弁」、左心室と大動脈の間に「大動脈弁」がある。

 (用語2)人工心臓弁 炭素繊維やチタンでできた機械弁、ウシの心膜やブタの心臓弁を加工した生体弁の2タイプがある。生体弁は血栓を作る可能性が極めて低いが、耐久性が機械弁に比べて悪い。

(ジャーナリスト・中山あゆみ)

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