坂井義治 医師 (さかいよしはる)

京都大学医学部附属病院

京都府京都市左京区聖護院川原町54

  • 消化管外科
  • 診療科長 教授

消化器外科 がん 外科

専門

大腸がん

坂井義治

大腸がんは日本人にもっとも多いがんの一つであり、近年増加傾向にある。坂井義治医師は大腸がんに対する外科治療のエキスパートで、特に腹腔鏡下手術を得意としている。京都大学医学部付属病院消化管外科では、2005年以降大腸がん手術の80%以上を腹腔鏡下で行っている。2年前よりロボット手術も導入している。
腹腔鏡下手術は従来の開腹・開胸手術と比較して高い技術的精度を誇り、より少ない侵襲を可能にさせる。その結果、身体への負担が少なくなり、患者の回復も早くなるのだ。
「大学病院は医学部学生や研修医ばかりでなく、私を含めすべての医師の修練の場でもあります」と語る坂井医師。
その言葉通り、常に最新技術を導入し、手術技術の研鑽を怠ることなく、大学病院という医療の最先端でより良い医療を目指し続けている。

診療内容

同院は、国立大学病院で唯一がんセンターを設立しており、高度ながん医療を提供している。
坂井医師が診療科長を務める消化管外科は、消化管悪性疾患(食道がん、胃がん、大腸がん、肛門がん、GIST)や食道アカラシア・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)などの消化管良性疾患に対する外科診療を行っている。特に直腸がんに対する術前治療(化学療法、放射線化学療法)には、積極的に取り組んでいる。
消化管外科の治療方針は、消化器内科、放射線科、化学療法部との臓器別カンファレンスで決定される。こうしたチーム医療により、個人の全身状態に応じた最適な治療が可能となるのだ。

医師プロフィール

1956年生まれ
1981年 京都大学医学部卒業、卒業後は赤穂市立病院、兵庫県立尼崎病院にて修練
1989年-1991年 カナダウェスタンオンタリオ大学外科に留学
1993年 京都大学医学博士
1995年 京都大学第2外科助手
1998年より 国立病院機構京都医療センターに勤務
2005年7月 京都大学医学部付属病院消化管外科教授(診療科長)
現在に至る