塩屋斉 医師 (しおやひとし)

市立横手病院

秋田県横手市根岸町5-31

  • 頭痛・脳神経内科
  • 科長

神経内科 内科

専門

頭痛

塩屋斉

2007年より頭痛患者を専門的に診察する頭痛外来を開始した市立横手病院において脳神経内科科長として診療にあたる塩屋斉医師。痛みに耐えることをよしとしがちな日本人の認識に対して頭痛は我慢すべきでない症状であると警鐘を鳴らす。「頭痛くらい」と思っても一度は頭痛外来を受診することを勧めている。診療にあたっては細部にまでわたる問診に基づく診断と治療の丁寧な説明、また痛みの記録を取る重要さを示し予防を中心としたきめ細かい生活指導を行っている。

診療内容

治療対象は片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性頭痛の患者。最近では市販の鎮痛薬の服用のし過ぎにより脳が痛みに過敏になってしまい頭痛が悪化してしまう薬物乱用頭痛の患者も増えているという。
「頭痛外来ではこのような患者さんも対象となります。私達日本人は痛みを我慢して日常生活や社会生活を送ることが美徳であるという認識に陥りがちです。また「ちょっとした頭痛程度で病院に行く必要はないだろう」という考え方が蔓延しております。しかし、頭痛は我慢しなくてもよい(我慢すべきでない)症状であり、適切な診断をすればきちんと治療できる疾患です。頭痛で悩まれている方は、”頭痛くらい”で結構です、ぜひ一度頭痛外来を受診されることをお勧めいたします」(塩屋医師)
治療は、詳細な問診からはじまり、頭痛の原因・機序・治療についての丁寧な説明、頭痛ダイアリーから誘因を明らかにして予防についての生活指導、など患者一人ひとりに合わせた生活上での改善を目指す。「治療においては頭痛発作時の頓挫薬のみならず必要に応じて頭痛の頻度と程度を和らげる予防薬を使用します。また頭痛ダイアリーを記載していただいて頭痛の誘因を明らかにして日常生活における予防について生活指導します」(塩屋医師)
頭痛ダイアリーとは、頭痛の起こった日時、女性の場合は生理期間、頭痛の程度、薬を使用した日時や薬の量、日常生活への影響度、頭痛が起こった状況などについて記録する頭痛の日記のことで日本頭痛学会のホームページから書式をダウンロードできる。
「頭痛で悩んで受診する際には自分の頭痛をきちんと把握して医師に詳しく話すようにしてください。いつから頭痛に悩んでいるのか、頭痛の頻度、場所、痛み方、持続時間、頭痛以外の症状などについて事前にメモをしておくと説明しやすいと思います」(塩屋医師)

医師プロフィール

1966年生まれ
1990年 弘前大学医学部卒業、同年秋田大学医学部脳神経外科学教室入局
1993年 秋田大学医学部脳神経外科助手
1996年 日本脳神経外科学会専門医
2004年 日本脳卒中学会専門医
2006年 市立横手病院脳神経内科科長
2007年 同院頭痛外来開設
2008年 日本頭痛学会専門医
2010年 日本頭痛学会指導医
2012年 日本頭痛学会評議員

「慢性頭痛」を専門とする医師