北見由季 医師 (きたみゆき)

昭和大学病院

東京都品川区旗の台1-5-8

  • 皮膚科
  • 准教授

皮膚科

専門

皮膚真菌症(水虫)

北見由季

湿疹・皮膚炎、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乾癬、薬疹、ウイルス感染症、白癬、尋常性疣贅、伝染性膿痂疹をはじめ、すべての皮膚疾患を診察、治療する。特に皮膚真菌症は2,000例以上の皮膚真菌症の培養、同定を行っている。また、Trichophyton tonsurans感染症についての検査、治療も積極的に行っている。珍しい皮膚真菌症である、スポロトリコーシスなどの深在性皮膚真菌感染症、類似疾患の皮膚ノカルジア症、皮膚非結核性抗酸菌症などの治療も行う。

診療内容

足白癬の場合は、小水疱型、趾間型、角質増殖型と大きく分けられる。湿疹や他の皮膚疾患と鑑別を要することもあるため、直接鏡検といって必ず病変部から鱗屑(皮膚の一部)をとって顕微鏡で菌の存在を確かめる。多くの足白癬は抗真菌外用薬を塗るだけで良くなるが、足指の間の"じくじく"しているときや、びらん(皮膚が剥けている状態)のときは、まず"じくじく"を治す治療を行う。外用薬では治らなかったり、かぶれてしまったり、また角質増殖型の患者には抗真菌薬内服治療を行う。爪水虫(爪白癬)は爪が硬く、厚くなり、また菌が奥深くに存在するために、通常外用薬だけで治すのは困難である。そこで抗真菌薬の内服を行うことにより、血液から病変部へと薬剤が運ばれ、菌を退治することができる。現在、皮膚科では、主に2種類の抗真菌薬を使用している。1つは、連日内服して約半年間続けるタイプ、もう1つは、パルス療法といって、1週間多めの薬剤を内服し、その後3週間薬を飲まないというサイクルを3回行う、短期間の服薬で加療するタイプである。患者さんのライフスタイルにより薬を選択することができるが、他の薬剤との飲み合わせが悪い場合や、肝臓の病気があると内服できない場合があるため、十分お話を聞き、一番良い治療法を決める必要性がある。また最近、爪白癬に初めて適応のある外用液が発売された。抗真菌薬の内服ができない患者へ期待される薬剤である。

医師プロフィール

1991年3月 昭和大学医学部卒業
1991年6月 昭和大学医学部皮膚科学教室入局
2000年1月 昭和大学医学部皮膚科 助教
2004年9月 昭和大学医学部皮膚科 専任講師
2014年7月 昭和大学医学部皮膚科 准教授