天野雄一 医師 (あまのゆういち)

川崎幸クリニック

神奈川県川崎市幸区南幸町1-27-1

  • 心療内科

心療内科 消化器科 内科

専門

心身症、うつ病、過敏性腸症候群

天野雄一

天野雄一医師は心身医学に関する幅広い分野の論文・学会発表を行うほか「摂食障害と高機能高汎性発達障害の関連性」「プライマリーケアにおけるうつ病・うつ状態の診療実態」等の研究を行う。治療ではバイオフィードバック療法や自律訓練法などのリラクセーション技法を、適応に応じて導入。過敏性腸症候群に対しては薬を適切に調整したうえで、症状を受け入れ、上手く付き合うためのストレス・マネジメントの方法を患者とともに考える。

診療内容

消化器系の一般検査(尿検査・糞便検査・血液検査・腹部レントゲンなど)を通して身体疾患のチェックを行ったあと、具体的な診察に入る。「より良い日常生活が行えるように、患者さん個々の症状にあわせて治療を行っていきます」と天野医師は語る。
治療は生活指導・薬物療法・心理療法などを組み合わせて行う。
薬物療法では身体疾患や身体症状に対する薬物のほか、抗不安薬・抗うつ薬などの精神面に作用する薬物を使用。
心理療法では一般心理療法のほかに、認知行動療法や交流分析などのさまざまな治療法を行ってゆく。
「心療内科を訪れる過敏性腸症候群の患者さんは、すでに消化器内科でもらった治療薬を飲んでいることが多いのですが、ライフスタイルや考え方のクセが元のままでは、結局同じことを繰り返してしまいます。そればかりか、せっかく、ストレスを表現していた腹痛や下痢を薬で抑えると、ますます無理をして、頭痛や胃の痛みなど他の症状が現れることもあります」と天野医師。
過敏性腸症候群に対しては、薬を適切に調整したうえで「自分の症状を受け入れ、症状と上手くつきあっていくストレス・マネジメントの方法を一緒に考えていく」という治療法を重視しているという。
ひと口にストレス・マネジメントといってもさまざまな方法があるが、まずはストレスをはっきり認識することが大切。具体的には「自分の症状が、どういう状況や出来事でひどくなるのか」を評価し、そのうえで「避けられるストレスであれば避ける方法」「避けられないストレスであれば、自分が楽になる考え方や発散の仕方」を探ってゆく。この過程で「ああ、自分は無理をしていたのだ」と気づく人も多く、実はそれだけでも十分な進歩なのだそう。「ストレス社会の現代では、時に自分を許してあげることも必要。無理をせず、ゆっくりしたペースで歩みながら、過敏性腸症候群といった“身体からの警告”をむしろ上手く利用して、休めるようになればしめたものです」(天野医師)
美味しい食事や適度な運動といった良い習慣を取り入れ「生活全体の質を上げる」ことで、結果的に症状が軽くなることも期待されるという。

医師プロフィール

1998年 東邦大学医学部 卒業
2007年 東邦大学医学部心身医学講座助教
2016年7月 川崎幸クリニック 心療内科

「過敏性腸症候群」を専門とする医師