奴田原紀久雄 医師 (ぬたはらきくお)

杏林大学医学部付属病院

東京都三鷹市新川6-20-2

  • 泌尿器科
  • 教授

泌尿器科

専門

尿路結石症、多発性嚢胞腎

奴田原紀久雄

奴田原紀久雄医師は、30年以上にわたって尿路結石の研究・診療を行っているエキスパートである。大学病院で尿路結石を専門としている医師はあまりいない。外科的治療のための医療機器の開発にも貢献。最近は、尿路結石症の低侵襲的内視鏡治療、常染色体優性多発性嚢胞腎の臨床研究を行っている。嚢胞性腎疾患研究会では、代表世話人を務め市民公開講座を開催している。

診療内容

尿路結石とは,膵炎や心筋梗塞と並んで三大激痛のひとつと言われ,尿の通り道に結石ができてさまざまな支障をきたす、代謝障害の一つ。放置するとがんになる可能性がある恐ろしい病気である。
尿が作られてから体外に排泄されるまでのおしっこの通り道(腎臓→尿管→膀胱→尿道)を尿路と呼び、そのどこかに結石ができると尿路結石と呼ばれる。
治療は、尿道から石を自然に出す「保存療法的治療」と、外科的治療によって取り出す「侵襲療法的治療」がある。石の大きさが10mm以内であれば、1日に2リットル以上の水分摂取と必要に応じて尿管を拡張弛緩する薬を使用し、尿と一緒に体外に排石させるが、1cm以上の大きさで自然排石が難しい場合や結石によって尿の流れがスムーズにいかない(尿路閉塞が生じた)場合は外科的治療を行う。
杏林大学医学部付属病院泌尿器科での外科的治療は、体外衝撃波砕石術で治療を行う。手術は日帰り手術となるが遠方の方など希望によっては1泊入院することも可能となる。体外衝撃波で砕石困難な結石は、尿道から内視鏡を入れて行う経尿道的尿管砕石術や、皮膚に直径1cm程度の穴を空けて腎臓内に内視鏡を挿入して行う経皮的腎砕石術も行っている。

医師プロフィール

1952年東京生まれ
1978年 岩手医科大学医学部卒業、東京大学医学部泌尿器科入局
1979年 東京都立豊島病院泌尿器科医員
1981年 東京大学医学部泌尿器科助手
1983年 社会保険埼玉中央病院泌尿器科医員
1986年 社会福祉法人あそか病院泌尿器科医長
1988年 東京大学医学部泌尿器科助手
1990年 東京大学医学部泌尿器科講師
1994年 杏林大学医学部泌尿器科助教授
2004年 杏林大学医学部泌尿器科教授