呼吸確認は「見て・聞いて・感じて」

気道が確保されたら、呼吸を確認します。呼吸の確認は「見て・聞いて・感じて」と覚えましょう。呼吸をしていれば、傷病者の胸が上下します。傷病者の胸の動きを目で「見て」、口元に耳を近づけ呼吸音を「聞き」、吐息はほおで「感じて」ください。5~10秒間、胸の動きが見られず、呼吸音が聞こえず、吐息を感じないときは呼吸をしていません。呼吸の状態がわからない場合も、正常な呼吸はないものと判断しますが、この判断に10秒以上かけないでください。
心停止直後には、しゃくりあげるように途切れ途切れに起こる「死戦期呼吸」がみられることがあります。この死戦期呼吸も正常な呼吸がないときと同様に「心肺停止」とみて、心肺蘇生を始めます。反応はなくても、普段通りの呼吸があるならば、傷病者の症状に注意しながら、救急隊の到着を待ちます。