胆道ジスキネジー〔たんどうじすきねじー〕

 胆嚢(たんのう)の運動を支配している自律神経に異常が起こると、胆嚢と胆管との協同作用が乱れ、胆汁の流れがわるくなり、右上腹部に痛みを起こしてくることがあります。胆道運動異常症ともいいます。
 胆道ジスキネジーとは、胆石や胆嚢炎がないのに、あたかも胆嚢に病気があるかのような症状――右上腹部の不快な感じ、にぶい痛み、胃のはったような感じ、胸やけ、これらのうえに疝痛(せんつう)が起こることもある――があるものをいいます。いわゆる自律神経失調症の一つと考えられています。胆道ジスキネジーは生命にかかわるということはありません。