介護保険サービスでレンタルできる車いすやつえなどの福祉用具について、貸与費に上限価格を設定する新たな制度の概要が24日、分かった。上限価格は大半の商品を対象とし、来年10月から適用する。業者によっては不当に高額な価格で貸し出しているケースもあり、是正に乗り出す。厚生労働省が27日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の分科会に示す。
 現在、福祉用具の貸与費はレンタル業者が自由に価格を設定できる。貸与費は9割が介護保険から支払われ、原則1割が自己負担。ただ、同じ商品でも全国の平均価格の10倍以上のものがあるなど、価格差が問題となっている。上限設定により、高齢者ら利用者の過度な負担を防ぎ、介護給付費の抑制につなげる。 (C)時事通信社