新潟市民病院(新潟市)に勤務する女性研修医=当時(37)=が昨年1月に過労で自殺した問題で、遺族は26日、その後も医師の長時間労働を放置したとして、病院を運営する市などを労働基準法違反の疑いで新潟労働基準監督署に刑事告発した。
 告発状によると、市などは昨年11月、遺族らの指摘を受け、労使協定の上限時間を超えて勤務する医師がいることを認識。しかし必要な措置を講じず、今年1~6月にかけ、延べ90人に最大で月177時間の時間外労働をさせた疑いがある。
 労基署は女性研修医の自殺を労災認定し、病院に対し6月、長時間労働の是正を勧告。病院は7月から、紹介状がない新規患者の受け入れを取りやめるなどの改善策を講じた。 (C)時事通信社