厚生労働省が再使用を禁じる医療機器を大阪の病院が使い回していた問題で、大阪府立病院機構は27日、大阪国際がんセンターなど同機構が運営する4病院で行われた最大4619件の手術で、これらの医療機器が再使用された可能性があると発表した。機器は滅菌処理をしており、健康被害は確認されなかったという。
 同機構は「厚労省からの通知を失念したケースや、再利用が可能だという誤った認識が現場にあった」と釈明。現在は再使用されていないという。
 同機構は2015年1月から17年10月26日までの期間で患者のカルテなどを基に調査。がんセンター、大阪急性期・総合医療センター、大阪はびきの医療センター、大阪母子医療センターの4病院の整形外科など14診療科で実施した4619件の手術で手術用のこぎりなどの再使用が疑われることが分かった。 (C)時事通信社