厚生労働省は1日、民間の臍帯(さいたい)血バンク2社について、同省のホームページ(HP)で情報公開を始めた。「赤ちゃんを出産予定のお母さんへ」というタイトルで、臍帯血移植の説明や公的バンクと民間バンクの違いとともに、2社が同省に提出した書類を掲載している。
 厚労省は臍帯血の違法投与事件を機に、民間バンクの実態調査を実施。親が生まれた子の病気に備え、臍帯血を有償で凍結保存する民間バンクが少なくとも7社あることが判明した。
 同省はこのうち、ステムセル研究所(東京都港区)とアイル(板橋区)について、事業の届け出書類や契約書などの公開を始めた。同省は届け出内容の審査や承認はしていない。他5社のうち1社は届け出準備中で、4社は廃業か廃業準備中という。 (C)時事通信社