【シカゴ時事】世界保健機関(WHO)は7日、世界各国の農家や食品産業に対し、成長の促進や病気の予防のために家畜に抗生物質を投与するのをやめるよう勧告した。使用を続ければ、抗生物質が効かない薬剤耐性菌が増え、家畜だけでなく人間にも悪影響が及ぶと判断した。
 WHOは「動物に抗生物質を乱用することで、耐性菌が出現することは科学的に証明されている」と指摘。人体に取り込まれると、抗生物質による必要な治療ができなくなり、「深刻な安全上の脅威となる」として、対策を急ぐ必要性を訴えた。 (C)時事通信社