東京や大阪などのクリニックで起きた臍帯(さいたい)血無届け投与事件で、再生医療安全性確保法違反や横領の罪に問われた、臍帯血販売の仲介役で一般社団法人「さい帯血協会」理事の坪秀祐被告(60)の初公判が8日、松山地裁(末弘陽一裁判長)であった。坪被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6月を求刑して結審した。判決は12月20日。
 検察側冒頭陳述によると、坪被告は茨城県つくば市の販売業者「ビー・ビー」元代表篠崎庸雄被告(52)=同法違反罪などで公判中=から臍帯血を購入。1検体当たり約35万~80万円を上乗せしてクリニック側に転売するなどし、推定9600万円以上の利益を得ていた。 (C)時事通信社