厚生労働省は27日、インフルエンザに罹患(りかん)して自宅療養中に窓から飛び降りるなどの異常行動が、未成年者を中心に依然起きているとして、窓の施錠といった具体的な注意喚起をするよう全国の自治体に通知した。
 施錠のほか、マンションの場合は窓に格子のある部屋に寝かせ、一戸建てでも1階を使うなど具体例を挙げた。
 異常行動は、突然起きて部屋から出ようとする▽興奮してベランダに出ようとする▽外を出歩き話し掛けても無反応▽襲われる感覚から外に飛び出す▽突然笑い出し階段を駆け上がる-など。制止しなければ命の危険を伴うものもある。
 昨シーズン(昨年9月~今年8月)は、治療薬服用後の異常行動が54件報告され、うち2件は転落死だった。ただ、これまでの調査で服用していないケースも一定数あり、インフルエンザに伴う高熱が原因と指摘されている。 (C)時事通信社