文部科学省は28日、東日本大震災の影響で転校した全国の小中高生が5月1日時点で1万5314人だったとする調査結果を発表した。昨年同時期に比べると2360人の減少となったが、依然として多くの児童生徒が震災前に通っていた学校に戻れず、文科省は心のケアなど支援を継続したいとしている。
 転校が最も多かったのは、福島県の1万836人で全体の約7割。続いて宮城県2697人、岩手県890人で、被害の大きかったこの3県で全体の94.2%を占めた。
 学校種別では小学校8832人、中学校4925人、高校1363人など。震災より前に生まれた子どもが全て小学生以上となったため、今回の調査から幼稚園児は対象外とした。 (C)時事通信社