「がんに効く」と効能をうたい健康食品を販売したなどとして、警視庁生活環境課は30日までに、医薬品医療機器法違反(無許可販売・貯蔵)の疑いで、健康食品販売業「東京ビジネスネットワーク」(東京都目黒区)社長鮫嶋純則容疑者(70)=同区青葉台=ら2人を逮捕した。鮫嶋容疑者は「医薬品(として扱われる)とは知らなかった」と否認しているという。
 逮捕容疑は2015年7月2日~今年5月17日ごろ、医薬品販売業の許可を得ず、がんに効くなどの効用をうたった健康食品「天彌(あまみ)エキス」など47点を岐阜県関市の女性ら7人に計約28万円で販売したほか、販売目的で81点を所持した疑い。
 同課によると、同エキスは大豆が主成分だが、ホームページには「がん細胞の増殖を抑制する」と掲載され、女性らは親族のがん治療などのために購入していた。10年~今年6月で計約4800万円を売り上げていた。健康被害は確認されていないという。 (C)時事通信社