米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校の校庭に米海兵隊CH53E大型輸送ヘリコプターの窓が落下した事故で、防衛省の福田達夫防衛政務官は14日、学校を訪れ、事故について謝罪するとともに、落下現場の視察をした。喜屋武悦子校長は「上空を飛ばないように回答いただきたい」と訴えた。
 福田氏は約30分間、同省沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長らと学校を訪問。窓が落下したグラウンドを確認後、喜屋武校長と面会した。
 同席した市教育委員会によると、福田氏は「落ちたこと自体が重大なこと。(基地の)負担を軽くするようにしたい」と話したという。
 市教委によると、事故を受け小学2年生の児童が1人学校を欠席した。今後は教職員や児童らのカウンセリングのため、学校に臨床心理士やスクールカウンセラーを派遣する方針。
 福田氏はこの後、米軍キャンプ瑞慶覧(北中城村など)で米海兵隊のポール・ロック准将と会談、学校や病院の上は飛ばないとした日米合意を順守するよう求めた。ロック氏は「合意がある中で最大限努力する。そのための研究を始めている」と応じた。
 この日も輸送機オスプレイが学校付近を飛行するなど、米軍機の離着陸が相次いだ。これに関し、沖縄県の富川盛武副知事は「要請に逆らうもので容認できない。言葉が見つからない」と語った。 (C)時事通信社