東京や大阪などのクリニックで起きた臍帯(さいたい)血無届け投与事件で、一般社団法人「さい帯血協会」理事として仲介役を務めたとして、再生医療安全性確保法違反などの罪に問われた坪秀祐被告(60)の判決が20日、松山地裁であった。末弘陽一裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
 末弘裁判長は「クリニック経営者らに再生医療法の適用対象外だと誤った説明をし、利欲目的で臍帯血を販売した」と指摘。「犯行で重要な役割を果たした」と批判した。
 この事件では4人が起訴され、判決は3人目。
 判決によると、坪被告は臍帯血販売会社「ビー・ビー」の元代表篠崎庸雄被告(52)=同法違反罪などで有罪=らと共謀し、昨年2月~今年4月に大阪市西区のクリニックで、患者2人に無届けで臍帯血を投与するなどした。 (C)時事通信社