東京や大阪などのクリニックで起きた臍帯(さいたい)血無届け投与事件で、再生医療安全性確保法違反罪に問われた「表参道首藤クリニック」院長の医師首藤紳介被告(40)の判決が21日、松山地裁であった。末弘陽一裁判長は懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役1年)を言い渡した。
 末弘裁判長は「臍帯血移植において施術担当医師として最も重要な役割を果たした」と指摘。動機について「経営するクリニックの資金繰りに対するプレッシャーから収益を上げようとした」などと述べ、批判した。
 事件では4人が起訴され、判決は4人目。今後は再生医療に関わらないと約束している点などを踏まえ、全員に執行猶予が付いた。 (C)時事通信社