【カイロ時事】内戦下で「世界最悪の人道危機」(国連)とされるイエメンで、コレラへの感染が疑われる患者が100万人を超えた。赤十字国際委員会(ICRC)が21日明らかにした。
 イエメンでは、サウジアラビアが後ろ盾の暫定政権と、イランが支援するイスラム教シーア派系武装組織フーシ派が対立。フーシ派がサウジに向け弾道ミサイルを発射して戦闘行為を強めているため、サウジが陸海空の国境を封鎖するなどしており、国民の生活は極度に悪化している。
 ICRCによると、イエメン人口の8割以上が食料や燃料、清潔な飲料水を満足に得られない状況だという。コレラによる死者は既に約2200人に達している。 (C)時事通信社