国立健康・栄養研究所(東京都新宿区)は17日、生活習慣に関する疫学研究でX線測定装置を使う際、医師や技師ではない無資格の研究者が操作していた可能性があると発表した。健康被害は確認されていないが、同研究所は医師法違反などの疑いがあるとして、厚生労働省や警視庁に申告。第三者委員会を設け、詳しく調べる。
 同研究所によると、疫学調査は22~90歳の913人の協力を得て2007年から実施。X線装置で筋肉や脂肪、骨などを延べ3000回余り測定した。人体へのX線照射は医師や歯科医師、診療放射線技師以外は認められていないのに、一時期から無資格者が測定していた疑いがあるという。 (C)時事通信社