炭水化物が多い餌を好むか、脂肪分が多い餌を好むかをスイッチする脳神経細胞がマウスの実験で見つかった。自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の箕越靖彦教授や琉球大の岡本士毅特命講師らが20日までに米科学誌セル・リポーツ電子版に発表した。
 この神経細胞は食欲や睡眠、性行動などの本能をつかさどる視床下部のうち、ストレス反応を担う室傍核にある。極端に肥満した人が脂肪分の多い食べ物を好んだり、ストレスを感じると甘い物を多く食べたりする詳しい仕組みの解明につながると期待される。 (C)時事通信社