群馬大病院で腹腔(ふくくう)鏡手術などを受けた患者が相次いで死亡した問題で、同病院は21、22の両日、遺族に改革の進展状況を説明した。遺族会代表で、父親を亡くした木村豊さん(49)は「患者を一番にした形で進めてもらい、良くなっているのでは」と評価した。
 説明会には、事故調査の対象となった患者ら21人の遺族が参加。遺族会と被害者弁護団は22日記者会見し、病院側が示したインフォームドコンセント(十分な説明と同意)の充実に向けた取り組みや、医療安全週間の新設などを評価した。
 一方、昨年の全国調査で、同病院が多忙さを示す人員配置に関する項目で評価が低かったことが判明。木村さんは「多忙は今回の医療事故の原因の一つ。(医師の負担が)過剰にならないようにしてほしい」と要望、別の遺族も「行政にも対策を練ってもらえれば」と注文した。 (C)時事通信社