日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)で、原子炉内にある核燃料棒の位置を示すデータが40年以上誤っていた問題で、日本原電は23日、「安全評価に影響しないことを確認した」との見解を原子力規制委員会に伝えた。同日開かれた審査会合で山中伸介委員は「40年間重要な数値が誤って記載され、いろいろな評価に使われていたことが、規制委からの指摘で見つかったのは極めて重大だ」と指摘した。
 日本原電によると、このデータは原子炉内に設置された核燃料棒の最上部が、原子炉底部からどのくらいの高さにあるかを示す「燃料有効長頂部位置」。重大事故の想定など再稼働に必要な審査にも使われている。今月11日、規制委から指摘を受け、誤りが判明した。 (C)時事通信社