厚生労働省は24日、アトピー性皮膚炎などの治療に使われる保湿用塗り薬「ヒルドイド」が美容目的で処方されるケースがあるとして、医療機関に支払う診療報酬の審査支払機関を通じ、不適切な処方がないか審査を強化する方針を固めた。
 ヒルドイドとその類似薬は、血行促進の作用があり、アトピー性皮膚炎患者や乳幼児らに処方される。保険が適用され、自己負担は原則3割で済む。
 しかし近年、雑誌やインターネットで「美容クリーム」などとして宣伝され、女性の人気が高い。不自然に大量処方された例もあり、医療費の支払い側である健康保険組合連合会が無駄遣いだと問題視していた。 (C)時事通信社