経団連の次期会長に内定している中西宏明日立製作所会長は13日、5月末の就任に先立ち記者会見した。経団連が会員企業に政治献金を呼び掛けていることについて「仲介役を果たすことに反対ではない」と述べ、従来通りの対応を続ける方針を示した。日本経済に関しては「デフレ脱却もさることながら、前向きな一歩を踏み出す非常に重要な時期だ」と再生に意欲を語った。
 中西氏が1月の内定後、正式に記者会見するのは初めて。会見には榊原定征会長も同席した。榊原氏は政治と経済を「車の両輪」と位置付け、政権との関係強化に取り組んできた。中西氏も「政治と経済は相矛盾するものではない。片方だけで(政策は)動かない」と話し、榊原路線を踏襲していく考えを示した。 (C)時事通信社