人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心筋細胞シートを使って重い心臓病の治療を目指す大阪大の澤芳樹教授(心臓血管外科)らのグループの臨床研究計画について、学内の審査委員会は1日までに、大筋で承認した。今後、厚生労働省に計画を提出する方針。承認されれば、今年中にも臨床研究が始まる。
 iPS細胞から作った心筋細胞のシート(厚さ約0.1ミリ、直径約5センチ)を18~79歳の虚血性心筋症の患者3人の心臓に貼り付け、安全性を確かめる。iPS細胞は京都大が備蓄しているものを使用する。
 同委員会は、患者への説明文書について、分かりやすい表現にするよう修正するなどの条件を付けて承認した。 (C)時事通信社