大阪大の澤芳樹教授らのグループは10日までに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心筋細胞シートを移植して重い心臓病を治療する世界初の臨床研究計画を、厚生労働省に申請した。承認されれば年内にも始める。
 実施対象は18~79歳の虚血性心筋症患者3人。京都大が備蓄している拒絶反応を起こしにくいiPS細胞を心筋細胞に変え、厚さ約0.1ミリ、直径約5センチのシート状にして心臓に貼り付ける。安全性を中心に、心機能の回復や症状の改善状況を確認する。 (C)時事通信社