建設現場で建材に含まれるアスベスト(石綿)を吸い込み肺がんなどを発症したとして、大阪府などの元建設労働者と遺族計33人が、国と建材メーカー22社を相手に損害賠償を求めた訴訟の控訴審が22日、大阪高裁で結審した。江口とし子裁判長は判決期日を9月20日に指定した上で、双方に和解を勧告した。
 原告側の弁護団によると、建設アスベスト訴訟は全国で12件が起こされたが、裁判所が正式に和解勧告したのは初めて。今後、双方が和解協議に応じるかどうか回答する。 (C)時事通信社