認可保育所に入所できない待機児童の解消を目指す改正子ども・子育て支援法が30日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。待機児童の保護者が住む市町村以外にある保育所への「越境」入所を促進することなどが柱。4月から施行される。
 現行制度では、保育所利用の申請先は基本的に保護者が住む市町村に限られる。改正法では、都道府県が関係市町村や保育事業者などと越境入所など対策を話し合うための協議会の設置を明記した。
 越境入所をめぐっては、近隣市町村や保護者の出勤途中にある保育所で定員に空きがある場合に入所させるケースなどが想定される。協議会では都道府県が関係市町村間の調整役となり、具体策の取りまとめを目指す。 (C)時事通信社