中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は11日の総会で、肺がん向け免疫治療薬「テセントリク」について、18日からの保険適用を了承した。高額抗がん剤「オプジーボ」の類似薬で、1日当たりの公定価格(薬価)はオプジーボと同額の2万9789円に設定した。
 テセントリクは、患者自身の免疫力を使うがん治療薬。手術で切除不可能な肺がんの治療薬として、1月に国から製造販売の承認を得た。中外製薬がスイス製薬大手ロシュと共同開発し、2016年から米国などで販売されている。
 国内で認められたオプジーボの類似薬としては、昨年2月に保険適用された「キイトルーダ」に続いて2例目。薬価が高額なため、かかった医療費の原則1~3割の患者の自己負担額は、一定額を超えると還付される「高額療養費制度」に基づき大幅に軽減される。 (C)時事通信社