防衛省が16日公表した陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報では、陸自の車列付近で爆弾が爆発した事案について、写真と図を使った被害状況の説明や、背景事情に関する分析などが詳細に報告されていた。陸自復興支援群長の「(爆発事案を)深刻に考える必要がある」という指導も記されていた。
 爆発は2005年6月23日午前9時ごろ発生。陸自が活動するイラク南部サマワで車両4台が幹線道路を走行中、路上に仕掛けられた爆弾が爆発し、うち1台が破損した。人員に被害はなかった。
 日報は、爆発があった場所や状況を説明。「3、4号車は土煙で視界を数秒間遮られる」「3号車は車内も土煙が立った」などの記載に加え、「1号車後部座席にいた通訳が、爆発直後に道路から離れるように走っていく18、19歳ぐらいの男を目撃」とも書かれていた。
 被害について、3台目のフロントガラスにひびや傷が入り、ドアノブ付近にへこみが確認されたとし、現場で発火装置とみられる物が押収されたことも報告された。 (C)時事通信社