厚生労働省は21日、国民年金保険料の納付率向上のため、工夫を凝らした住民向けサービスを取り入れている滋賀県栗東市など4市村を大臣表彰した。表彰されたのはこのほか、秋田県大潟村、富山県南砺市、神戸市。
 栗東市は市役所にワンストップの年金相談窓口を設置して市民の利便性を向上させたほか、届け出の際の記入ミスなどを防ぐためのチェックシートを市独自で作成した。東京都内で同日開かれた表彰式で、野村昌弘栗東市長は「住民の視点に立ち、当たり前のように取り組んできた業務だ。安心して暮らせる社会保障制度の実現へ全力を尽くしたい」と話した。
 大潟村は農協と連携して保険料の口座振替を進め、2016年度納付率が96.5%で全国1位となった。南砺市は市内いずれの市役所支所でも同様の窓口対応が行われるよう取り組んだことが評価された。
 神戸市は増加するベトナム出身者のため、ベトナム語で加入説明のチラシを作成。また経済的理由で保険料を一部免除された市民に対し、残りの保険料がスムーズに納付できるようきめ細かな対応を行った。 (C)時事通信社