【ジュネーブAFP=時事】世界保健機関(WHO)は2日、世界の人口のうち9割以上が大気汚染物質を吸いながら生活し、年間に約700万人が大気汚染を原因に死亡しているとする報告書を発表した。
 報告書によると、大気汚染により亡くなる人の大部分がアジアやアフリカなどの低・中所得国の人々。このうち、年間380万人が屋内の空気の汚染が原因で亡くなったとみられている。
 世界の4割以上の世帯が、有害物質を発生させる炭などの燃料を屋内で使用している。WHOのテドロス事務局長は「女性と子供を中心に30億人以上が汚染物質が出るコンロや燃料を毎日使用し、有毒な煙を吸っているのは受け入れがたい」と懸念を表明した。 (C)時事通信社