旧優生保護法に基づき障害者らが不妊手術を強制されるなどした問題で、東京都は8日、手術を受けた可能性のある29人の個人名が記された資料が都立松沢病院(世田谷区)で見つかったと発表した。このうち11人については不妊手術の実施を確認したという。都はこれまで、個人の特定につながる情報は把握していないとしていた。
 見つかったのは、1950~63年の優生手術申請書(27人分)▽健康診断書・遺伝調査書(29人分)▽同意書(10人分)▽優生手術実施報告書(11人分)-など。このほか、1人分の人工妊娠中絶手術申請書もあった。これらが病院内のカルテ庫で一束につづられて保管されていた。 (C)時事通信社