【ワシントン時事】スイスの製薬大手ノバルティスと米通信大手AT&Tがトランプ米大統領の不倫疑惑隠しに関わった個人弁護士マイケル・コーエン氏に、計180万ドル(約2億円)の顧問料を支払っていたことが分かった。米メディアが9日報じた。
 ノバルティスによると、同社は政権発足後の2017年2月にコーエン氏のペーパー企業「エッセンシャル・コンサルタンツ」と顧問契約し、計120万ドルを支払った。
 AT&Tもトランプ政権に関する「知見」を得るため、17年初めにエッセンシャル社と顧問契約したと認めた。ロイター通信によると顧問料は計60万ドル。トランプ氏は当時から、AT&Tによるメディア大手タイム・ワーナーの買収に反対を表明していた。
 ノバルティスとAT&Tは、政権のロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官のチームから昨年暮れに事情聴取を受けたことも明らかにした。 (C)時事通信社