武田薬品工業は14日、2019年3月期の連結純利益が前期比25.6%減の1390億円になるとの見通しを発表した。米国で多発性骨髄腫治療薬が特許切れを迎えたことや、18年3月期に計上した子会社売却益がなくなることが要因。売上高は円高を想定し、1.9%減の1兆7370億円を見込んだ。
 14日に記者会見したクリストフ・ウェバー社長は、為替や事業売却など一時的な要因を除いた実質的な収益は「1桁台後半の成長率になる」と説明。約6兆8000億円を投じて買収するアイルランド製薬大手シャイアーの影響は19年3月期見通しに含めていないが、ウェバー社長は統合による収益性の改善効果を改めて強調した。 (C)時事通信社