自民党の厚生労働部会は17日、国の許可を受けて臍帯(さいたい)血を保管する公的バンク以外が、提供者の血縁者ではない第三者に臍帯血を提供することを原則禁止する「造血幹細胞移植推進法」改正案を了承した。公明党の厚労部会も既に了承。両党は野党にも呼び掛け、議員立法で今通常国会での成立を目指す。
 臍帯血は、へその緒と胎盤に含まれている血液。赤血球や白血球などを作る「造血幹細胞」が多く含まれ、出産時に採取されて白血病などの治療に使われる。
 現行法は、母親が第三者に提供するために寄付する臍帯血を、国の許可を受けて保管する公的バンクについて規定。一方、出生児や血縁者のために母親が委託して保管する民間バンクは、同法の規制対象外だった。 (C)時事通信社