「蜂蜜は1歳未満の子が食べても大丈夫?」。子どもが事故に遭わないための知識を尋ねたところ、母親よりも父親の正答率が低いことが2日、消費者庁の調査で分かった。男性の育児参加が注目を集めるが、まだ改善の余地がありそうだ。
 調査は1~2月、6歳以下の子どもを持つ夫婦らを対象に行い、約2800人から回答を得た。
 その結果、「蜂蜜を1歳未満の子どもが食べてもよいか」との質問に対し、「食べられない」と正しく回答したのは、0歳児を持つ父親が92.4%で母親の98.9%を下回った。出産予定の女性93.5%に対し、その夫は81.6%と低かった。
 厚生労働省は、1歳未満の子どもが蜂蜜を食べると、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあるとし、摂食しないよう呼び掛けている。
 小児救急電話相談の番号を問う設問では、正しい「#8000」を選んだのは、0歳児の母親が86.2%だった一方、父親は45.6%と約40ポイントも開きがあった。
 また、1~3歳児を持つ母親の70.4%は、誤飲の恐れがある物などについて、子どもの手の届かない場所で保管していると答えたが、父親は58.2%だった。
 消費者庁の岡村和美長官は「事故防止の知識などを父親に伝える取り組みを積極的に進めていく」と話している。 (C)時事通信社