厚生労働省は15日、福島、茨城、埼玉、東京の4都県で5月以降、計27人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、うち19人は同じ遺伝子型だったと発表した。残りは検査中。27人が食事をした施設はいずれも、千葉県内の生産業者が出荷したサンチュを食材に使っていた。厚労省はこの業者に、サンチュの自主回収を要請した。
 同省によると、27人は高齢者施設や飲食店などでサンチュを食べた。このうち発症したのは20人で、5月25日から6月2日にかけ、下痢や発熱などの症状が出たが、いずれも快方に向かっているという。厚労省などが原因を調べている。同省は15日、都道府県などに対し、生野菜を提供する際はよく洗い、殺菌するよう、高齢者施設に指導を徹底することなどを通知した。 (C)時事通信社