日本臓器移植ネットワークは30日、東京都内の病院に入院していた6歳未満の男児が、臓器移植法に基づき、頭部外傷による脳死と判定され、家族が臓器提供を承諾したと発表した。移植ネットが公表した6歳未満からの提供は8例目。
 男児は同日、脳死と判定され、7月1日に摘出手術を行う予定。心臓と肺は大阪大病院でそれぞれ別の10歳未満の女児に、肝臓は国立成育医療研究センター(東京)で10代の男性に、小腸は同センターで10歳未満の男児に、腎臓は都立小児総合医療センターで10代の男性に移植される見通し。
 男児の両親は移植ネットを通じ、「息子は無邪気な笑顔で周りの皆を幸せにし、本当に愛されていた。移植待機中のご家族を笑顔にし得る息子を心から誇りに思う」とコメントした。 (C)時事通信社