京都大の江藤浩之教授らのチームは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて、止血効果を持つ血小板を大量に製造する方法を開発したと発表した。米科学誌セル電子版に13日、論文が掲載される。
 チームは生きたマウスの体内を観察し、血小板のもととなる細胞「巨核球」に不規則な血流がぶつかると、血小板ができることを発見。iPS細胞から作った巨核球を、内部で羽根が動く装置に入れ、不規則な流れを再現することで、大量に血小板を作ることに成功した。作った血小板が止血効果を持つことも、動物実験で確認した。 (C)時事通信社