連日の猛暑が続く中、熱中症対策が重要さを増している。各地の自治体は、冷房が利いた公共施設などを「クールスポット」として、住民らが涼める場所として活用する取り組みが広がっている。
 17日に最高気温36.1度を観測した甲府市。6月から「こうふクールシェアスポット」と名付け、市役所や公民館など24カ所でロビーなどの一角を開放している。2013年に最高気温40.7度を記録したのを受け、翌年から始めた。
 現在は公共施設のみだが、担当者は「これだけ暑くなっており、より多くの市民が立ち寄れるようにしたい」として、今年度から民間企業の参加を呼び掛け始めたと明かした。
 東京都千代田区も「ひと涼みスポット」と銘打ち、公共施設や協力団体の店舗を避暑地に使う。都心部のためか「高齢者だけでなく、サラリーマンなど若い人の利用もある」(担当者)という。
 熱中症の予防には水分補給も欠かせない。堺市の「クールスポット」は、ウオーターサーバーや災害備蓄用の水などを用意し、水分補給を勧めている。千代田区も熱中症になりかけた場合に備え、経口補水液を用意しているという。 (C)時事通信社