スポーツ庁は20日、都道府県の教育委員会などに対し、学校での部活動中の熱中症に注意を呼び掛ける通知を出した。具体的には、気象庁が高温注意情報を発表した地域や時間帯では、屋外での活動を原則として行わない方針を、都道府県などがつくる部活動に関するガイドラインに明記するよう求めた。
 全国で熱中症による事故が相次ぎ、愛知県では小学1年の男児が亡くなった。同庁は、高温時の屋外での活動禁止を検討するよう都道府県などにその都度呼び掛けるだけでは対応が不十分と判断し、より実効性を確保できるガイドラインへの明記を要請した。
 同庁は今後、熱中症対策が盛り込まれているかなどを含め、ガイドラインの策定状況を調査し、年内にも公表する方針。通知ではこのほか、高温や多湿時はスポーツの試合を延期するなど柔軟な対応を取ることも促した。 (C)時事通信社